About Futatsu:

自分の境遇や環境にしんどさを抱えている人、マイノリティであることに生きづらさを感じている人、そんな人たちに寄り添いたいと立ち上げたネットワークです。
きっかけは「被差別部落」の出身であることを「オープンにはできないアイデンティティ」として捉えてきた自分を顧みたとき、そう思わせる社会の中で、同じように部落出身であったり、マイノリティであるが故に居心地の悪さを感じることがある人は確実にいるはずだと思ったから。自分たちの経験や想いを伝えることで、そういった人たちが少しでも気持ちが楽になったり、言葉に出してみようと思ってくれたら･･･と思ったのです。そして、その居心地の悪さ、生きづらさの背景には社会があり、その社会に声を上げられずにいる人たちの想いを少しでも伝えられたらと考えています。
社会の中で「臭いもの」とされていることも含め、すべての人が光で照らされるように小さなアクションを起こしていきます。
自助グループでもなく、啓発活動でもなく、ただただ声を聴き、ただただ声を出し、それぞれが抱えているそれぞれの想いを大切に、みんながお互い尊重し合える社会を目指します。